フィリピンへの援助金集め その1
先日、フィリピンへ送るお金を集めるために
幼稚園の七夕祭りに、私達ボーイスカウトも参加して
バザーを開催する事になりました。
そのための導入として、神父様はスカウト達に
忘れられた子供たちの
ビデオを見せると言いました。
以前、あんな事
があって、ギャフンと言った神父様・・・
今回は子供たちに見せるのだから
内容を吟味して見せるんだろうな
そんな事を考えながら、私も上映会場へ入って行きました。
ところが・・・
何を思ったのか・・・
神父様は・・・
以前、大人が見てドン引きになった場面はカットするかと思いきや
そのまま上映していました。
しかし、それ以上に驚いたのが
子供たちの反応でした。
みんな、無表情で見ていたのです。
中学生くらいの子供は
何か感じる物があったのかもしれませんが
話す時間が無く感想は聞けませんでした。
私の担当している低学年の子供たちに感想を聞くと
『 なんか、死体が落ちていたよ~ 』
『 汚い服を着た子供が映っていたよ~ 』
こんな言葉しか出てきませんでした
ゴミ山の貧しい暮らしを理解してもらうのは
平々凡々と暮らす事が出来る日本の子供たちには
少々無理があるのかもしれません。
しかし、同じ地球人として
今回見た映画のような子供たちが地球上に大勢いると言う事を
いつかは理解してもらえるように頑張ろうと
あらためて思いました。