フィリピン土産 | フィリピン大好きo(^o^)o

フィリピン土産

フィリピンへの興味を持ちながらも、

日々の家事、子育て、仕事などに追われる私は

渡比するチャンスもないまま

渡比した友人の話を聞いたり、お土産をもらったりして…

フィリピンとの接点はそのくらいのレベルでした。


私の周りには何人かのフィリピン大好き人間がいます。

私が慕う神父様は

毎年のようにフィリピンへボランティアに出掛けているのです。

その時、何人かの希望者を引率しながら

お金や支援物資を届けるのが目的なのです。


だけど、本当の目的は

私達のような毎日を平凡に過ごしている日本人に

フィリピンの現状を知ってもらう事と

現地の人々の優しさ明るさ逞しさなどを

肌で感じてもらうのを最大の目的と考えているのだと思います。


このように思ったのは、

後に私自身がフィリピンへ行ってからのことですが…。


それまでは、ストリートチルドレンの話、

スラム街の話、スモーキーマウンテンの話、

どんな話を聞いても想像がつかないために

ピンとこなかった自分です。




ある時、

ルソン島のライ病患者の施設を訪問した友人から

赤頭巾ちゃんのお土産を貰いました。

それはとても細かい細工の作品でした。

洋服を裏返したり頭巾を脱がせると、赤頭巾ちゃんからお婆さんに

お婆さんからオオカミにと、変身する見事な物だったのです。


赤頭巾ちゃん2 赤頭巾ちゃん1


           ひとつの人形が変身するんですよ


                           赤頭巾ちゃん3


これを作ったのは手足が不自由なライ病を患っている人々だ!

という驚きで

手芸を趣味としている私は、ただただ感心しました。


でも、その時

ライ病の知識が無かった私は

菌に感染するのでは?と不安になり

触ったり、ひっくり返したりして遊ぶことができなかったのです。


その後、

1年ほど赤頭巾ちゃんはガラス戸のキャビネットに

入りっぱなしという仕打ちを受けてしまいましたf(^_^)



~現在の話です~


昨夜 "世界がもし100人の村だったら"を放映していました。

"マニラのゴミの山で12歳の少女が家族のために生きる姿"

私も5ヶ月前、同じ場所に行ってきました。

かなり踏み込んだ内容で考えさせられる内容でした。

ただ、あの日本では経験できないような悪臭を

視聴者にわかってもらえたら

パーフェクトな仕上がりになるのでしょうが…(もちろん無理)

リポーターの酒井美紀さんももどかしかったのでは?と思います。


スモーキーマウンテン